メンバーの作品を紹介する錦織淳さん=雲南市木次町寺領、ワイナリー奥出雲葡萄園
メンバーの作品を紹介する錦織淳さん=雲南市木次町寺領、ワイナリー奥出雲葡萄園
写真を紹介する田中昭則さん=浜田市三隅町古市場、市立石正美術館
写真を紹介する田中昭則さん=浜田市三隅町古市場、市立石正美術館
メンバーの作品を紹介する錦織淳さん=雲南市木次町寺領、ワイナリー奥出雲葡萄園 写真を紹介する田中昭則さん=浜田市三隅町古市場、市立石正美術館

 【雲南】雲南市木次町寺領のワイナリー奥出雲葡萄(ぶどう)園の地下ギャラリーで、写真愛好家でつくる斐川写真塾の写真展が開かれている。メンバーらが工夫を凝らして撮影した作品が来場者を楽しませている。28日まで。火曜休園。

 斐川写真塾は、島根県内の10人前後で構成。新型コロナウイルス感染拡大前は、毎週写真を持ち寄って勉強会を開き、写真を通して撮影場所の雰囲気を伝えることに力を入れる。

 会場では、13組55枚を展示。漁港周辺で遊ぶ人々を白黒で捉え見る人の想像力をかき立てる作品や、JR木次線沿線の桜や紅葉、降り積もった雪を鮮やかに写し、臨場感がある写真が目を引く。

 斐川写真塾の事務局を務める出雲市斐川町中洲の錦織淳さん(52)は「写真からその場の空気感を感じとってほしい」と呼び掛けた。(清山遼太) 

 

 

 廃屋の壁もアート

【浜田】街角の壁の味わいに魅力を感じて撮影した写真や、パステル画を展示する「田中昭則&ともこ二人展~セルフヒーリング~」が浜田市三隅町古市場の市立石正美術館で開かれている。27日まで。

 アマチュア写真家の田中昭則さん(68)=浜田市三隅町古市場=と、パステルアーティストのともこさん(45)=同市周布町=が共同で開催した。

 田中さんは中国地方の壁や床、道路など普段なら見過ごしそうな所に着目した写真31点を紹介。尾道市で撮影した「廃屋の板壁」は風化して崩れ落ちる寸前に突出する黄、青、ピンクの壁色のコントラストが来場者の目を引く。

 ともこさんのパステル画はクレヨンなどを削り、その粉を指で広げて創作。「愛の灯」は光が上に向かって広がる様子を描き、みんなが自由に生きてほしいとの思いを込めた。詩や詩画集を合わせ23点を展示する。

 田中さんは「日常生活で見過ごしてきたものにこそアートがある。ぜひ楽しんでほしい」と話し、ともこさんは「絵を見て自分自身を見つめるきっかけにしてほしい」と来場を呼び掛けた。入場無料。月曜日休館。      (宮廻裕樹)