現代日記文学の傑作として読み継がれている武田百合子「富士日記」。河口湖近くに山荘(山梨県鳴沢村)を建てた際、夫・武田泰淳から「山に来てる間だけでも日記をつけてみるか」と言われて書き続けたものだ。1976年、泰淳が64歳で死去。文芸誌「海」の追悼...
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