前田一輝さん
前田一輝さん
森山潤之丞さん
森山潤之丞さん
前田一輝さん 森山潤之丞さん

 山陰中央新報社のビジネス講座「ニュースペーパープラス」が12日、松江市平成町の原商松江支店であった。新入社員7人が、新聞社の清水由紀子NIB担当から新聞の読み方や情報収集法について話を聞いた。

 受講者は、記事内容を凝縮した見出しとリード(第1段落)、具体的な説明をする本文など、記事の特長を踏まえた「朝10分で世の中をつかむ新聞の読み方」を学んだ。読み方を意識して改めて1面から終面まで目を通し、身近な地域から世界情勢まで幅広い話題に触れた。

 気になる記事を切り抜いて感想やお薦めポイントをプレゼンテーションするスクラップ体験も行った。清水担当は各メディアの特性を説明し、「一つのニュースをいろいろな媒体から得て、自分の考えを持つことが重要」と呼びかけた。

 受講者は今後1カ月間、毎日、記事をスクラップする課題に取り組み、「情報を得て考えを深め、まとめる力」を磨く。5月にある2回目の講座で本紙「こだま」欄への投稿文執筆に挑戦する。

 ニュースペーパープラスは、新聞を読むことを通して仕事に必要な能力を磨く出前講座。受講者には事前1週間と事後1カ月間、本紙が配達される。

 

 森山潤之丞さん(22) 新聞はあまり読んでいなかったが、読み方が分かったので今後はしっかり目を通し、社会人として世の中に目を向けていきたい。

 前田一輝さん(20) 実家にいた時はたまに1面や見出しに目を通していたが、改めて読み方が分かってよかった。新聞をはじめ多様なメディアから情報を得ることが大事だと思った。

 

<原商>コンクリ製造で世界初の技術

 1962年の創業以来、建設関連商品の販売、修理、メンテナンス、レンタルを営む建設機械・資材の総合商社で、山陰から全国へ事業展開しています。

 自社開発のトンネル工事用高品質コンクリート製造技術「スマートバッチャープラントR」は世界初の技術として特許を取得、国土交通省の新技術情報提供システムにも登録され、全国各地の現場で使われています。

 これからもお客さまの要望に応え、地域社会の発展に貢献してまいります。