山陰両県内の山城を記者が登ります。城跡の遺構や四季の風景、草花を紹介しつつ、往時の姿や歴史ロマンに思いをはせます。

 安来市広瀬町富田の国史跡・月山富田城跡は戦国大名・尼子氏の本拠地で堅城として名高い。郭(くるわ)と呼ぶ平坦地が多くあり広大で迷路のような構造。安来市教育委員会が2022年春まで7年がかりで整備を進め、難所「七曲がり」にコンクリート製の階段を設けるなど歩きやすくした。今は気軽に「攻略」を楽しめる。続きは21日付の本紙で。

 

難所の七曲がり。樹木が伐採されて開け、城下町・広瀬が眺められる=安来市広瀬町富田、月山富田城跡
三ノ丸の石垣は段状になっている=安来市広瀬町富田、月山富田城跡 
馬乗馬場から見下ろした登山道。谷を来る敵兵がいれば上から矢を浴びただろう=安来市広瀬町富田、月山富田城跡
太鼓壇近くにある山中鹿介の銅像。尼子氏再興を志し奮闘した生涯が今も敬愛を集める=安来市広瀬町富田、月山富田城跡
太鼓壇近くにある山中鹿介の銅像。尼子氏再興を志し奮闘した生涯が今も敬愛を集める=安来市広瀬町富田、月山富田城跡
二ノ丸から見た本丸。目の前にあるが直行はできず、二ノ丸から右手にいったん降りて進む=安来市広瀬町富田、月山富田城跡
本丸の奥にある勝日高守神社。訪れた時、境内のサクラは時季外れのはずが満開だった=4月11日 安来市広瀬町富田、月山富田城跡

 

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