17回目の「シジミの日」の23日、宍道湖漁業協同組合(渡部和夫組合長)の記念イベントが松江市袖師町の岸公園であった。宍道湖産シジミ350袋の無料配布、スープの販売などでにぎわった。
昨年に続く2回目の開催で、シジミは朝採れた125キロとレトルト12キロを用意。午後4時半の開始前から市民や観光客の列ができ、組合員が「今日はシジミの日です」などとPRしながら手渡した。市立津田小学校4年の三島康悠君(9)は「みそ汁にして食べるのが楽しみ」と話した。
公園内の「宍道湖サンセットカフェ」の協力で販売したトマトベースのシジミスープは限定40食が30分で完売する人気。漁船3隻が湖上にこぎ出したシジミ漁のデモンストレーションもあり、関心を引いた。
漁協シジミPRチームの福間弘幸リーダー(50)は「昨年より多くの人に来てもらえた。シジミの日を知ってもらえるよう、来年は規模を拡大したい」と話した。
(青山和佳乃)