安来市議会が27日、緊急会議を開き、森林の航空レーザー測量事業を盛り込んだ総額1億9700万円の2023年度一般会計補正予算案など2議案を原案通り可決した。

 森林の航空レーザー測量は市内全域で行い、地形や立木の高さなどの情報を解析して林業の効率化に生かす内容で事業費1億円。予算決算委員会では、賛否をめぐり議論が白熱した。このほか補正予算の歳出は、物価高騰対策で低所得の子育て世帯向けの生活支援特別給付金給付事業費3900万円▽新型コロナウイルスワクチン接種事業費4600万円-など。

 補正後の一般会計総額は263億4700万円。

◆森林の航空レーザー測量事業を巡り賛否が割れた議論の詳細
 → https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/375787