岸田文雄首相は、施行76年を数えた現行憲法の改正時機を慎重にうかがう。安倍晋三元首相のように前面に出ることはせず、具体的条項にも言及しない。世論の機運が高まらないまま、国会の憲法審査会は討議を重ね、国民の意識とずれていくようだ。世論に火が付かないうちに防衛力強化や原発活用を決...
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