島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が5日、12人、37人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。4日確認分。鳥取で「集団感染事例」(7日間で5人以上確認)が1件あった。

【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移

 島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、出雲市4人、安来市2人、松江市、浜田市、大田市、雲南市、邑南町各1人。医療機関で診察を受けずに自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した人は1人だった。

 鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市4人、米子18人、倉吉15人。高齢者施設や小中学校などの報告を基に公表している集団感染事例は、西伯郡の高齢者福祉施設で8人が報告された。

 累計感染者数は島根16万9791人、鳥取14万3781人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計229床)0・9%、鳥取(確保病床351床)4・3%。宿泊療養は島根1人、鳥取0人。重症者は両県ともいない。
  (奥原祥平)