【松江】一畑電車の四季折々の魅力を伝える「好きです♡一畑電車写真展2023」が松江市岡本町の道の駅秋鹿なぎさ公園で開かれている。大山や宍道湖を背景に走る電車を捉えた67点が住民や道の駅利用者を楽しませている。入場無料、14日まで。
新聞配達員で一畑電車公認の応援団長、玉井謙治さん(63)=出雲市灘分町=が一畑電車を応援しようと企画し、今回で5回目。写真愛好家6人が出展した。
山頂から見下ろした角度で撮影した写真を中心に並べ、日の出前の幻想的な雰囲気の作品やミニチュア模型風に撮影した作品が目を引く。
出雲市平田町の嘱託職員、増田義裕さん(67)は大社線と北松江線の2路線を走る2台の電車が同時に川跡駅に入る瞬間を捉えた写真を見ながら「なかなか出くわせない場面。撮影は難しいはずだ」と見入った。
玉井さんは「一畑電車が走る風景の美しさを感じてもらい、実際に乗ってみてほしい」と呼びかけた。最終日は午後4時まで。
(片山皓平)