バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)西地区2位の島根スサノオマジックは13日、ホームの松江市総合体育館で東地区2位のアルバルク東京とチャンピオンシップ(CS)第2戦に臨み82-72で敗れた。CSは2戦先勝方式で、両チームは15日、3戦目に準決勝進出をかける。
 (本社ニュースセンター・デスク 舟越幹洋)

 風は起きた! スサマジ、A東京に快勝 もう止められない 現地観戦デスクが初戦を解説

 初戦は快勝したスサマジだったが、2戦目は後がなくなったA東京の気迫が上回った。
 ゲームは出だしから、A東京が厳しいマンツーマンディフェンスを仕掛けた。オフェンスでは長身の外国人選手がリバウンドを奪い、チャンスを広げる。

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82-72でA東京に敗れた島根の谷口大智(左)と白濱僚祐=松江市総合体育館

 ▽前半はリード奪うが・・・

 スサマジは第1クオーター開始5分で谷口大智が2本目のファウル。長身選手をマークするため、ファウルが発生しやすいが、嫌なムードが漂った。

 第2クオーターも一進一退の攻防が続く。スサマジは初戦のように突き放せない。A東京の長身の外国人選手がゴール周辺のシュートやリバウンドで集中力を見せ、ファウルを誘い、得点を重ねる。
スサマジもペリン・ビュフォードのドライブやドライブからのリード・トラビスへのダンクで応戦。前半は34-30でリードした。両チームの激しい守り合いで得点が伸びない。我慢比べの展開で、後半、どちらがチャンスをつかむかが注目された。

第2クオーター、島根のリード・トラビスがダンクを決める

 ▽開き直ったA東京

 第3クオーター、前半リードされ、いよいよ追い込まれたA東京が...