4月23日にあった島根県知夫(ちぶ)村議会議員の選挙で、当選と落選をくじ引きで決める珍(めずら)しい方法が取られました。候補者(こうほしゃ)2人の得(とく)票数が同じになり、法律(ほうりつ)に従(したが)って2人の立会人(たちあいにん)(不正がないか見届(みとど)ける人)が鉛筆(えんぴつ)で作ったくじを引きました。
知夫村の村議選には、当選する8人に対し、10人が立候補しました。票の多い人から1番目から7番目まではスムーズに決まりましたが、最後の8番目は2人の候補者が32票で並(なら)びました。
公職(こうしょく)選挙法にはくじの方法まで規定(きてい)はなく、...