砂時計をデザインした自動販売機を紹介する小川英二事務局長=大田市仁摩町天河内、仁摩サンドミュージアム
砂時計をデザインした自動販売機を紹介する小川英二事務局長=大田市仁摩町天河内、仁摩サンドミュージアム

 【大田】世界一大きい砂時計で知られる仁摩サンドミュージアム(大田市仁摩町天河内)に、売り上げの一部が観光支援に充てられる自動販売機が設置された。施設にちなんだ美しい写真や画像がデザインされ、観光客の目を引いている。

 大田市観光協会が施設側に打診し、国道9号沿いの身体障害者用駐車場近くに設置した。自販機正面には、国内外のコンテストで受賞歴のある大田市出身のウエディングフォトグラファー宮脇洸太さんが撮影した秋のサンドミュージアム、側面には夜空に浮かぶ一年計砂時計のポスター画像をあしらった。

 観光支援型の自販機は市内6台目。小さな砂時計と貝殻が埋め込まれたオリジナルキーホルダー(500円)も購入できる。サンドミュージアムの小川英二事務局長は「入館のきっかけにして、実際の砂時計をぜひ見てほしい」と話した。

 (曽田元気)