山陰中央新報の販売店でつくる山陰中央新報会(石田修司会長)の第13回従業員大会が4日、松江市玉湯町玉造のホテルであり、勤続5年から5年刻みの永年勤続者233人が表彰を受け、組織のさらなる発展を誓った。
山陰両県内の販売所の従業員など約110人が出席し、勤続15年を迎えた大田中部販売所(大田市)の大床徹さん(64)が永年勤続者を代表して、石田会長(55)から表彰を受けた。
石田会長は「お客さんが毎日当たり前のように新聞を読み、一日の生活を始められるのは、皆さんの日々の努力と誠実さのおかげ」とあいさつした。朝酌販売所(松江市)の青山嘉夫さん(71)は「読者からの感謝の言葉や地域とのつながりが仕事のやりがいになっている。信頼される配達員であり続けられるよう、より一層精進する」と謝辞を述べた。
地域活動などで販売所のイメージアップに貢献した3人が特別表彰されたほか、従業員拡張の優秀者にも賞が贈られた。
大会は2020年以降、新型コロナウイルス感染症対策で中止や分散して開催し、一堂に会して開くのは4年ぶり。(奥原祥平)