調査を終えて岸壁に上がった在日米軍兵士と自衛官ら=島根県隠岐の島町大久、大久漁港
調査を終えて岸壁に上がった在日米軍兵士と自衛官ら=島根県隠岐の島町大久、大久漁港
魚雷のような物体の場所を示すブイ=島根県隠岐の島町大久
魚雷のような物体の場所を示すブイ=島根県隠岐の島町大久
調査を終えて岸壁に上がった在日米軍兵士と自衛官ら=島根県隠岐の島町大久、大久漁港
魚雷のような物体の場所を示すブイ=島根県隠岐の島町大久

 島根県隠岐の島町大久の大久漁港近くの海底で見つかった魚雷のような物体について、海上自衛隊が8日、潜水調査を始めた。在日米海軍も支援し11日まで行う。

 調査は海中の爆発物処理で豊富な経験を持つ舞鶴水中処分隊を中心に、自衛官8人と米海軍の兵士数人で実施。大久漁港から南へ約300メートルの物体が沈む区域へ船外機付きゴムボートで移動し、周辺に他の不審物がないかどうかを調べた。物体の製造国や年代も調査しているという。結果を基に処分方法を検討する。

 物体周辺にはブイを置いて目印とし半径300メートルを立ち入り禁止にしている。 (鎌田剛)