オンラインを通じてネパールの子どもと交流する日本側参加者=米子市皆生温泉2丁目、ちいさいおうち
オンラインを通じてネパールの子どもと交流する日本側参加者=米子市皆生温泉2丁目、ちいさいおうち

 【米子】ネパールと日本の子どもがオンラインで交流するイベントがこのほど、米子市皆生温泉2丁目の「ちいさいおうち」で開かれた。英語で自己紹介したり一緒に歌ったりして、異文化への理解を深めた。

 ネパール出身で青果物卸の東亜青果(米子市米原9丁目)で勤務するエリザ・バイディアさん(39)が初めて企画。両国の子どもが国際理解を深め、外国人への偏見をなくしてほしいとの思いで準備した。

 日本側は5歳~小学6年の10人が集まり、ネパールの小学4年22人と画面を通じて交流。英語で自己紹介した後、事前に練習した歌を披露して盛り上がった。

 参加した福生西小学校5年の水田千尋さん(11)は「ネパールについてもっと知りたい」とし、ネパール側のパリシャ・スレスタさん(10)は「1週間前から歌を練習して上手に歌えた。とても楽しかった」と話した。

 次回は7月9日。対象は小、中学生で参加費300円。問い合わせはちいさいおうち、電話090(2409)7984。(岩垣梨花)