厚生労働省が発表した2022年の人口動態統計によると、女性1人が生涯に産む子どもの推定人数「合計特殊出生率」は1・26、出生数は77万747人で、ともに過去最低だった。23年は物価高の影響などで、さらに少子化が進むと予想されている。

 これに対し、政府は「異次元の少子化対策」を打ち出し、今後3年間で「こども・子育て支援加速化プラン」に取り組む方針だ。岸田...