しまね海洋館アクアス(浜田市・江津市)が4日、「幸せのバブルリング」で人気を博したシロイルカ・ケーリャの急死を受け休止していたパフォーマンスを、7日に再開すると発表した。子ども2頭がステージを引き継ぐ。
6月8日の急死以降、1カ月近くシロイルカパフォーマンスを見合わせた。長男で13歳の「シーリャ」と長女で8歳の「ミーリャ」が、休止前と同じ平日1日4回、土日祝日1日6回、技を披露する。
再開初日の7日は地元の園児約100人を招待。正午の回終了後、先着50人の舞台裏見学を受け入れる。
ケーリャの死因は重度の気管支肺炎で、子ども2頭に影響を及ぼす病原菌は見つからなかった。動物管理監の三島有紀さん(50)は、死後多くのファンが献花台を訪れたことに感謝し「子どもたち2頭で、引き続き楽しいパフォーマンスを届けたい」と話した。
(中村成美)