国内最大の前方後円墳で、宮内庁が仁徳天皇陵として管理する堺市の大山(だいせん)古墳(5世紀中ごろ)について、宮内庁がこのほど、戦前の宮内省時代を含めて約100年ぶりに墳丘全体を詳細に測量して製図し、完成当時の姿を推定したことが分かった。試算の結果、全長は従来の486メートルより約30メートル大きい513・3メートルだった可能性があるという。

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