【大山】名峰・大山をテーマにした作品の展示会が、鳥取県大山町大山の県立大山自然歴史館で開かれている。油彩画やちぎり絵などで表現した34点が、来場者を楽しませている。6月20日まで。入場無料。
同館が毎年開いており、今年は山陰両県を中心に応募があった。油彩画、水彩画、版画、切り絵、陶芸、水墨画、書道、ちぎり絵、織物、スケッチの計10部門で展示した。
米子市の宗内彰志さんの油彩画は、真っ白に雪化粧した大山の姿が大胆な構図で描かれている。同県大山町の小林恭子さんが手掛けたちぎり絵「花回廊と大山」は、咲き誇る赤い花と勇ましくそびえる大山が印象的に表現され、来場者の目を引く。
同館の汐田里絵学芸解説員は「作品を通じて大山の魅力を感じてほしい」と来場を呼び掛けた。
開館時間は午前9時~午後5時。会期中無休。 (柴田広大)