ポップサーカス松江公演(山陰中央新報社、TSKさんいん中央テレビ主催)の開幕を前に、松江市東朝日町のイオン松江ショッピングセンターで8日、ミニサーカスがあり、軽快な音楽に合わせた巧みなジャグリングに会場が沸いた。
最初に登場したクラウン(道化師)が陽気なかけ声で手拍子を求め、観客を舞台に呼び込んで一緒に踊るなどして盛り上げた。メキシコ出身の兄弟といとこでつくる3人組「アポロブラザーズ」はボウリングのピンに似た「クラブ」を使ったジャグリングを披露。テンポよくお手玉のように操ったり、2人で肩を組んで投げ合ったり、息ぴったりで繰り出す技に、大きな拍手が送られた。
家族で訪れた松江市立揖屋小3年の神門凜さん(8)は「サーカスは初めて。クラウンが面白かった。続きが見たい」と喜んだ。
公演は17日に開幕し、9月18日まで(毎週木曜と7月19日、8月30日、9月6日は休演)。問い合わせはポップサーカス松江公演事務局、電話0852(67)7960。 (山口春絵)