手話でふるさとを合唱する学園生=松江市東津田町、いきいきプラザ島根
手話でふるさとを合唱する学園生=松江市東津田町、いきいきプラザ島根

 【松江】60歳以上の島根県在住者向け学びの場「くにびき学園東部校」の文化祭がこのほど、松江市東津田町のいきいきプラザ島根であり、手話の合唱や水彩画、手芸作品など活動の成果を披露した。

 文化祭は年に1回で、今年は31期生と32期生計約40人が参加した。6グループに分かれ、ソーラン節や安来節、「マツケンサンバ2」などを披露。32期生交流・研修部の7人は手作りの衣装を着て手話で「ふるさと」を合唱した。ハーモニカの演奏に合わせ、来場者とともに歌いながら手話をして息の合った演目を発表した。

 展示品コーナーでは、紅葉を描いた水彩画といった約50点を並べた。

 文化祭のリーダーを務めた出雲市大社町北荒木、平戸俊夫さん(67)は「参加者も来場者も楽しんでくれて良かった」と話した。(井上雅子)