1923(大正12)年の関東大震災で、地震後に空き地に避難した約3万8千人が火災やそれに伴う旋風などで死亡した、陸軍被服廠跡(ひふくしょうあと)(東京都墨田区)を生き延びた男性の手記4冊が23日までに見つかった。一部の内容は要約されて発表済みだが、肉筆の原本の存在は知られていなかった。死者10万人超だった震災で、最悪の被害をもたらしたのは「火災旋...