新型コロナウイルス禍に全日本空輸(ANA)の客室乗務員(CA)が鳥取県に移住し「二刀流」生活を送っている。県とANAで取り組むプロジェクトの一環で、CAの傍らテレビ局など地元企業に勤務。本業に生かせるスキルを身につけ、成長につなげようと高い意識で取り組むCAたちを追った。
(鳥取総局報道部・岸本久瑠人)
CAが地方移住と兼業で地方創生に取り組む全国初のプロジェクトで、2021年6月に始まった。同じ年の12月に最初の1人が鳥取市に移住し、兼業で県庁に勤務した。以来、22年度末までに10人が移住し、テレビ局やIT企業、観光協会などで働いた。現在は4人が移住生活を続けている。
【CA+テレビ局】 中井花江さん
「こんにちは、7月13日のまちネタです」
落ち着いた声で、ニュースを読み上げるアナウンサーは、...












