松江市と広島県庄原市をつなぐJR木次線を走るトロッコ列車「奥出雲おろち号」が11月に運行を終える。1998年に運行を始めて以来、沿線住民には列車の乗客に向けた「手振り」の習慣が多くの人に身についた。窓ガラスがないトロッコだからこそ乗客との距離が近く、様々な触れ合いが可能だった。雲南市出身の記者も学生時代に木次線沿線の活性化の活動に携わり体験した。あめつちに移行し、その「レガシー(遺産)」は引き継がれてくのか。沿線住民の声を聞いてみた。(Sデジ編集部・林李奈)
 

 
下久野駅からおろち号に手を振る記者(右から2番目)

奥出雲で「手振り」  トロッコ列車「奥出雲おろち...