島根県内のジュニアゴルファー向けに、女子プロゴルファーの松澤知加子さん(55)の特別レッスン会が31日、出雲市美野町の島根ゴルフ倶楽部で始まった。レベルに応じて参加者を替えながら4回にわたり開き、初日は初級者11人が体や腕の使い方など基本を学んだ。 (黒沢悠太)
特別レッスン会は山陰中央新報社と島根県ゴルフ協会が主催し、女子プロゴルフのステップ・アップ・ツアー「山陰ご縁むす美レディース」(日本女子プロゴルフ協会主催、山陰中央新報社共催)の関連事業。
初日は日本ゴルフ協会(JGA)ジュニア会員で、幼稚園年長から中学1年生までの子どもたちに、松澤プロが「体を使って打つとボールがよく飛ぶ。スイングの時は右肘を体にくっつけて」とアドバイス。手本を示しながら、具体的に説明した。
グリップの指導を受けた出雲市の四絡小学校4年、小村夢愛蘭(ゆあら)さん(9)は「右手の親指の向きを工夫することと、腰を使って打つ話が参考になった」と振り返った。
アプローチの際のスイングを教わった奥出雲町の三成小学校5年、細木翔太君(10)は「振り上げるときに曲がっていた左腕を曲げないように意識したら、球がまっすぐ飛ぶようになった」と喜んだ。
8月1、2日はハーフのラウンドレッスンがあり、県内のJGA強化選手11人が参加する。最終日の4日は、2030年に県内で開催予定の国民スポーツ大会「島根かみあり国スポ」で活躍が期待される、小学生のアスリートジュニア5人がスイングの基本や練習方法を学ぶ。
山陰ご縁むす美レディースは8月31日から3日間、鳥取県伯耆町丸山の大山平原ゴルフクラブで開催される。






 
  






