【浜田】浜田市三隅町井野地区の野山嶽にある30アールの畑で、約4万5千本のヒマワリが見頃を迎え、夏の日差しを浴びた大輪の花が黄色のじゅうたんをつくり、訪れた人を魅了している。今週末までがピークという。
かつて葉タバコを育てた遊休農地を活用しようと、地元の高齢者クラブが9年前から栽培。今年は住民でつくる「まちづくり推進委員会INO」が中心となり、6月上旬に地元の小学生と協力して種まきし、7月末に咲き始めた。
記念撮影を楽しむ見物客も多く、家族4人で訪れた益田市立吉田小学校4年の大庭伊織さん(9)は「とても広く、大きく咲いている」と感激していた。
近くの井野郵便局から案内看板を設置し、5、6日は住民お手製のヒマワリのブローチ(1個300円)を販売する。(宮廻裕樹)