鳥取県大山町の大山(1729メートル)が、B&G財団(東京都港区)のアンケート調査「新型コロナウイルスが落ち着いた今、行ってみたい山」で3位に選ばれた。2020年度の前回6位からジャンプアップ。豊かな自然と美しい眺望、登山道が整備され比較的登りやすい点が評価された。
アンケートは8月11日の山の日を前にインターネットによる自由記入方式(5~7月)で実施。2214件の回答があった。
このうち大山は59票(得票率2・6%)を獲得。中国地方在住者を中心に票を集め、中国地方の名山で緩やかできれいな山(岡山県40代男性)▽子どもの頃登った思い出深い山(京都府40代女性)▽形が美しい(山形県70代女性)―といった理由が寄せられた。
B&G財団企画広報課の中村克也係長は「知名度が高い山はもちろん、登りやすい山が選ばれている」と話した。
1位は富士山(541票)、2位は高尾山(116票)だった。
(古瀬弘治)