東蝦夷地の開拓にあたって、幕府は松前藩から「場所」と呼ぶ知行地を取り上げ、それまでの運上屋を会所と改名して幕府から派遣した役人を駐在させた。また、ロシアの襲来に備えて松前からの陸路の整備を始めた。新道を切り開き、渡し場に舟を置く...