１番でティーショットを放つウーチャイェン＝大山平原ゴルフクラブ
「ベストルーキー賞」は、通算６アンダーで３位タイに入ったウーチャイェンが受賞した。昨年、プロテストに合格し、今季の賞金ランキングトップを走る１９歳は「３位になれてうれしいし、ほっとしているが、ちょっと悔しい」と振り返った。
初日はイーブンパーに終わったが、２日目は４アンダー、最終日は２アンダーをマークして３位をつかみ取った。「プレー時はどんなにいいショットを打っても笑わないと決めている」と話すウーだが、最終日の１７番（パー３）で約４メートルの難しいバーディーパットを沈めると、自然に表情が緩んだ。
「（初日の前日にあった）プロアマ大会から楽しんでゴルフができた」と話す今大会で、ステップアップツアーでは８大会連続となる５位以内に入った。賞金総額も着実に積み上げており、ベストルーキー賞の賞金（３０万円）の使い道については「焼き鳥が食べたい」と笑顔を見せていた。（景山達登）
