【注意】この記事には一部、生々しい表現が含まれます。閲覧の際は注意して下さい。
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死臭の強烈さは、死後の経過日数に比例する。松江市内で「特殊清掃」に携わる30代男性が現場で作業した時、まず衝撃を受けたのがその臭いだった。
「人生で経験がしたことがない種類。単純に物が腐っている臭いとは明らかに違う」
業務用マスクはほとんど意味を成さない。ゴーグルも装着しているが、通気用の小さな穴から臭気が入ってきて目がチカチカする。一度現場に入ると、その後1週間は臭いが取れない。
孤独死してから発見が遅れ、一定以上の時間がたってしまった部屋は悲惨な状態になっている。踏み入れた瞬間、...
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