クイズの答えを探しながら新聞に目を通す生徒=津和野町町田、津和野中学校
クイズの答えを探しながら新聞に目を通す生徒=津和野町町田、津和野中学校

 NIEチャレンジ校(実践指定校)の津和野中学校(島根県津和野町町田)で12日、新聞教室があり、1年生27人が取材の仕方や記事の書き方を学んだ。今後、地元のことを調べて新聞にまとめる。

 1年生は初めての新聞教室。最初に山陰中央新報社の清水由紀子NIE担当の説明を聞き、当日の本紙をめくりながら答えを探すクイズに挑戦した。

 見出しやリード、本文に印を付けて、それぞれの役割を理解。取材や記事の執筆、見出しを付ける時に必要な「いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように・どうした」の5W1Hの要素を覚え、文を組み立てたり、見出しを考えたりした。

 新聞を時々読むという河田琥太郎さん(13)は「なぜ記事は最初にネタバレするように書いてあるんだろうと思っていた。見出しやリードという名前があり、結論を先に伝えるものだと分かった。津和野の歴史や人物をいろいろな人に伝える新聞を作りたい」と話した。