プロ野球・阪神タイガースの18年ぶりのセ・リーグ制覇から一夜明けた15日、1軍で活躍する糸原健斗内野手(30)の出身地・雲南市大東町の関係者や恩師は、ねぎらいの言葉を口にし、若いチームを引っ張り続ける中堅選手のクライマックスシリーズ(CS)での活躍に期待を膨らませた。
【写真特集】糸原選手の小学、中学、高校時代の活躍を振り返る
2021、22年シーズンはレギュラーとして、120試合以上に出場した糸原選手。プロ7年目の今季は代打での出場が中心だが、勝負強い打撃や持ち味の選球眼で存在感を発揮した。
そんな糸原選手を開星高校時代に指導した野々村直通・同校野球部監督(71)は「本来は使い続けて味が出るいぶし銀タイプの選手。本人は悔しさがあるだろうが、自分の仕事に徹し優勝に貢献した」とたたえた。...