1月に18年間の現役生活に幕を下ろした、島根県隠岐の島町出身の年寄・君ケ浜(38)=大相撲元関脇・隠岐の海、本名・福岡歩=が9月30日に行う「隠岐の海引退君ケ浜襲名披露大相撲(断髪式)」(東京・両国国技館)を前に、これまでの栄光の歩みを、写真と紙面で振り返る。
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●プロフィル●
身長189センチ、体重161キロ。隠岐水産高専攻科時代に八角部屋にスカウトされ、角界へ。恵まれた体格を生かした四つ相撲で頭角を現し、2009年初場所では7戦全勝で幕下優勝し、十両に昇進。2010年春場所で島根県出身力士として88年ぶりに新入幕。2016年秋場所には2横綱3大関を破り、初の殊勲賞に輝く。殊勲賞と敢闘賞を合わせた三賞の獲得は通算5回。初金星は2012年九州場所の横綱・日馬富士戦で、金星は通算4個に上った。
◆輝かしい歴史的瞬間

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