鳥取市保健所は27日、市内の家族2人が誤って毒キノコのツキヨタケを食べ、食中毒を起こしたと発表した。いずれも快方に向かっている。鳥取県内の山林でヒラタケと間違えて採取したという。県内で毒キノコによる食中毒が発生したのは4年ぶり。
同保健所生活安全課によると、60代の女性と70代の男性が発症した。26日の昼食で吸い物にして食べたところ、同日午後2時~2時半ごろに嘔吐の症状が出た。ツキヨタケはヒラタケやシイタケなどと間違えやすく、食べると嘔吐や下痢、腹痛など消化器系の中毒症状が出るという。