熱戦を繰り広げる中学生女子選手たち=島根県川本町川下、川本町民球場
熱戦を繰り広げる中学生女子選手たち=島根県川本町川下、川本町民球場

 中学生の女子軟式野球チームによる中国地区女子野球大会川本大会が28日、島根県川本町で開幕した。中国、近畿の9チームが熱戦を繰り広げた。

 中国5県と三重、兵庫の両県クラブチームや選抜チームが参加した。2日間の日程で川本町民球場と島根中央高校グラウンドの2会場で、トーナメント戦で覇を競う。

 初日は1回戦と準決勝があった。島根県選抜チームスマイルピオニーしまねは1回戦で但馬ユナイトガールズ(兵庫県養父市)と山口ガールズ(山口市)の連合チームに16ー1で勝った。スマイルピオニーしまねの斎藤月唯(るい)主将(14)は「県外の強豪チームと試合ができる数少ない機会。相手選手の良いところを盗みたい」と話した。

 29日は決勝や3位決定戦、交流戦がある。大会は女子野球で地域活性化に取り組む川本町や町観光協会、県内の女子野球関係者でつくる実行委員会が開き、6回目。(佐伯学)