開発した魚の缶詰を試食し、感想を聞く生徒たち=浜田市熱田町、浜田商業高校
開発した魚の缶詰を試食し、感想を聞く生徒たち=浜田市熱田町、浜田商業高校

 浜田市熱田町、浜田商業高校の生徒が市内の企業と協力し、缶詰や陶器などのオリジナル商品を開発した。校内実習販売会「浜商デパート」で販売する予定で感想を聞き手応えをつかんだ。

 3年生18人が取り組む授業、商品開発の一環。6班に分かれ、生徒が考えたメニュー案を基に、水産加工業や和紙工房、窯業など6企業が商品に仕上げた。

 上田遥妃さん(18)と堀萌恵さん(17)、川上華月さん(18)は浜田産のバトウ、カレイ、ブリ、ノドグロの4種の缶詰を開発した。カレーやみそで味付けし、照り焼きにして香ばしく仕上げた。試食した生徒からは「おいしい」と好評だった。

 1個500円を想定し、1種類ごとに50缶ずつ作る計画。上田さんは「好評で安心した。自分たちのアイデア商品を多く食べてほしい」と話した。ほかに魚介類やチーズを使ったギョーザや石州瓦を使った箸置きの商品発表もあった。

 浜商デパートは18、19の両日午前10時~午後2時にある。
(宮廻裕樹)