東京電力福島第1原発の処理水放出を受けた中国政府による日本産水産物の禁輸が続き、和食が人気のインドや東南アジアに輸出拡大を図る動きが本格化してきた。主力であるホタテを中心に懸命の販売促進策が展開され、輸出増への手応えが出てきた。

 人口が中国を抜き、世界一のインドで勝負―。...