島根県の丸山達也知事の定例会見での発言が、心と体の性が一致しない性同一性障害者の尊厳を傷つけたとして、当事者を支援する松江市の市民団体「紫の風」の上田地優代表が9日、発言の撤回などを求める抗議文を県に提出した。

[関連記事]トランスジェンダーのトイレ問題 最高裁判決で注目、当事者の思いは(Sデジオリジナル記事)

 丸山知事は10月の会見で、性同一性障害者が戸籍上の性別を変更する際の特例法の規定の一部を違憲などとした最高裁判断の見解を問われ...