四大公害病の一つ「水俣病」が発生した熊本県で、多くの犠牲者を生み出した記憶を継承していくため、元凶の施設を「公害遺構」として保存する動きが出ている。老朽化の進展などを理由に公害関連施設は全国的に撤去が進みつつあるが、被害を二度と繰り返さないよう、水俣病患...