出雲市斐川町学頭、道の駅湯の川で18日、「出雲シクラメンフェア」が始まる。西日本有数のシクラメン産地として知られ、市内の農家が栽培した1500鉢を展示販売する。26日まで。
フェアは道の駅がシクラメンの出荷時期に合わせて開いている。
出雲市では斐川町を中心に13農家がシクラメンを栽培する。フェアでは地元農家が育てたガーデニング用から、室内観賞用の6寸鉢までを250円~5300円で販売する。
フリンジ咲きが特徴の新品種「クリスピーノ」、がく片が白く花の色とのコントラストが美しい「ジックス」といった多彩な品種があり、赤やピンク、紫など色とりどりの花々が会場を飾る。
フェア期間中はレストランの営業を休止し、シクラメンの販売スペースに充てる。25、26の両日は広島県の道の駅「たかの」「世羅」が出店し、リンゴなど特産物の販売をする。
道の駅湯の川の金築豊駅長(62)は「出雲のシクラメンの品質は高い。たくさんの種類があるので楽しんでほしい」と話した。
しまね花の郷(出雲市西新町2丁目)でも18日から12月25日まで、シクラメンフェアがある。
(佐野卓矢)