第五章 飛ぶ鳥(十二)
本所への道を帰りながら寅蔵は俯(うつむ)いていた。古唐津の木箱が背骨に痛い。重兵衛にもらった梅の小枝は包みに挿してある。それも首筋をちょ...
第五章 飛ぶ鳥(十二)
本所への道を帰りながら寅蔵は俯(うつむ)いていた。古唐津の木箱が背骨に痛い。重兵衛にもらった梅の小枝は包みに挿してある。それも首筋をちょ...
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