冬の石見路で中学生から社会人までがたすきをつなぐ第32回浜田-益田間駅伝競走大会(愛称・しおかぜ駅伝)が10日、益田市乙吉町の益田陸上競技場から浜田市原井町のはまだお魚市場前までの8区間、39・6キロのコースで、4年ぶりに行われた。各地域代表の33チームが出場し、浜田が2時間4分17秒で28年ぶり2度目の優勝を果たした。
【区間賞ひとこと】チームメイトのおかげ/声援受けギア上げた/がむしゃらに走った
【上位3チーム監督談話】浜田、益田A、奥出雲 しおかぜ駅伝
浜田は6区の多原大和(三菱ふそう石見サービスセンター)がトップと1分3秒差の2位でたすきを受け取ると、区間新記録の走りでトップに立った。7区黒見紘大(浜田商高)、8区佐々木敦弘(関東学院大)も力走し、2位と3分45秒の大差をつけてゴールした。2位には安定感が光った益田A、3位には序盤の好走が光った奥出雲が入った。
最優秀選手賞は浜田の多原、優秀選手賞は益田Aの豊田浩司(益田市役所)が受賞した。中高生対象のホープ賞には出雲の手銭快星の(大社中)ら4人が選ばれた。
大会は浜田市、益田市、一般財団法人島根陸上競技協会、山陰中央新報社が主催。TSKさんいん中央テレビの特別後援、ジュンテンドーの特別協賛、山陰合同銀行、中国電力ネットワーク、JAグループ島根、イワタニ島根の協賛をそれぞれ得て行われた。
最終順位
(1) 浜 田 2時間04分17秒
(2) ...