選手宣誓する松江の日野夏愛選手=益田市遠田町、ジュンテンドー研修センタージャストホール
選手宣誓する松江の日野夏愛選手=益田市遠田町、ジュンテンドー研修センタージャストホール

 第32回浜田ー益田間駅伝競走大会(愛称・しおかぜ駅伝)の開会式が9日、益田市内であり、地域代表33チームの関係者が、4年ぶりとなる大会での健闘を誓った。

 監督や大会役員ら約70人が出席。大会名誉会長の松尾倫男・山陰中央新報社社長が「待ちに待った大会。チーム一丸で盛り上げてほしい」とあいさつし、益田市の山本浩章市長が「地域の誇りを胸にすばらしい走りを見せてほしい」と激励した。

 選手宣誓では、松江の日野夏愛選手(14)=松江第四中学校2年=が「届けましょう。県民の皆さまへ勇気と感動と笑顔を」と力強く宣言した。

 レースは10日午前9時半に益田陸上競技場をスタート。浜田市原井町のはまだお魚市場前までの8区間39・6キロで競われる。

 浜田、益田両市、島根陸上競技協会、山陰中央新報社が主催。TSKさんいん中央テレビの特別後援、ジュンテンドーの特別協賛、山陰合同銀行、中国電力ネットワーク、JAグループ島根、イワタニ島根の協賛で開かれる。(吉田雅史)