秋の臨時国会に続き、年が明ければ通常国会が始まる。岸田文雄政権が掲げる「異次元の少子化対策」に欠けているのは、公教育の質の向上ではないだろうか。首都圏では中学受験が過熱しており、各家庭が多額の塾代をかけていることから「2人目は無理」という声も少なくない。  「おかしな先生がいてもクビにならない公立はダメ。どんなに塾代がかかっても...