JR西日本のIC乗車券「ICOCA(イコカ)」(同社提供)
JR西日本のIC乗車券「ICOCA(イコカ)」(同社提供)

 JR西日本中国統括本部山陰支社は2025年春、交通系ICカード、ICOCA(イコカ)のエリアを山陰本線の伯耆大山-鳥取駅間に拡大する。

 イコカは現在、山陰本線の出雲市駅-伯耆大山駅間の15駅をはじめ、伯備線の根雨、生山の2駅、境線の15駅(米子駅除く)で導入されている。

 イコカのエリアで倉吉駅-鳥取駅間の10駅で利用可能になる。倉吉、鳥取両駅では基本型自動改札機を導入し、そのほかの8駅は簡易型の改札機を導入する。淀江駅-下北条駅間で乗車、下車する場合は利用できない。

 山陰支社の佐伯祥一支社長は「山陰を訪れた際、多くの方に交通費用のみならず、買い物などにも利用いただきたい」と話した。イコカ対応の改札機を導入する費用はJR西日本が負担する。
(古瀬弘治)