能登半島地震を受け、鳥取県が5日、支援物資のブルーシート5千枚を被災した石川県七尾市にトラックで送った。同県志賀町へ被災情報の収集に当たる県職員2人も同日出発した。
鳥取県庁第2庁舎前であった出発式で、現地入りする県危機対策・情報課の木山正一課長補佐は「被災者に寄り添った支援ができるよう全力を尽くす」と決意を述べた。6日には県と鳥取、倉吉、米子、境港4市の職員計30人も被災地に向かう。
県は5日、石川県と志賀町へのふるさと納税の手続きを代行する支援を始めた。被災者の受け入れ支援策として、午前8時半~午後5時15分に土日・祝日も対応する相談窓口(電話0857・26・7900)も開設。受け入れ先は県営住宅と県職員住宅計60戸を用意し、家賃を免除する。
松江市も5日、姉妹都市・珠洲市へのふるさと納税による災害支援の代理寄付の受け付けを始めた。
(福間崇広)