鳥取県大山町の大山(1729メートル)で遭難した神戸市の男性会社員(67)が12日、救助され、米子市内の病院に搬送された。琴浦大山署によると、目立った外傷はなく、命に別条はないという。
琴浦大山署によると、男性は10日朝、単独で夏山登山道経由で登り始めた。同日午後2時半ごろ、9合目付近で雪に足を取られて100メートルほど滑落。身動きが取れなくなり、一夜を明かした。翌11日に通りがかった別の登山者が発見。山岳救助隊が登山道上まで引き上げたが、天候不良のため、頂上の避難小屋に一時的に待機した。12日に天候の回復を待って下山した。