鳥取県が14日、総額3604億8400万円の2024年度一般会計当初予算案を発表した。知事選を控えて骨格編成だった前年度当初比で7・6%増となり、平井県政で過去最大だった22年度に次ぐ規模。人口減少が進む中、中山間地域対策に力を入れるほか、能登半島地震を受けた防災強化に取り組む。21日開会の2月定例県議会に提案する。

 解説】施策効果 県民の実感伴うか 全国けん引の意識にじむ 鳥取県当初予算案

 知事選後の肉付けに当たる23年6月の23年度一般会計補正予算の補正後と比べると2・6%減となる。

 一般事業は1・7%増の3069億円。主要事業に...