森鷗外記念館を見学する松江市立本庄中学校の生徒たち=津和野町町田、同館
森鷗外記念館を見学する松江市立本庄中学校の生徒たち=津和野町町田、同館

 「山陰の小京都」と呼ばれる島根県津和野町の歴史と文化に触れ、楽しい思い出をつくってもらおうと町観光協会が24日、修学旅行や社会科見学で来町した生徒や引率者を対象に、観光施設を無料にする企画を始めた。新型コロナウイルスの影響で遠方への移動が困難な学校の活動支援と観光振興につなげる。
 中国5県の小学校から大学までが対象。藩校養老館(津和野町後田)や津和野城跡観光リフト(同所)など12施設の入館料が無料となる。
 途中に町内の飲食・土産物店を立ち寄ることが条件。事前に協会に申請し、適用を受ける。
 24日は松江市立本庄中学校3年生が修学旅行で来町し、森鷗外記念館(津和野町町田)や桑原史成写真美術館(同町後田)などを見て回った。
 同校はコロナ禍で行き先を関西方面から変更。後藤幸広校長(51)は「歴史文化を知ったり、生徒の思い出をつくったりする上で、取り組みは非常に良い」と話した。
 無料開放は2022年3月末まで。申請や問い合わせは町観光協会、電話0856(72)1771。
                                     (石倉俊直)