24日午前9時ごろ、松江市玉湯町玉造の玉造温泉でサル3匹が目撃された。市が注意を呼び掛けている。

 市に連絡した男性(74)によると、温泉旅館「玉井別館」と川を挟んだ向かい側の道路に、成獣とみられる体長1メートルほどのサル2匹と体長50センチほどのサル1匹がいたという。3匹は橋を渡って、道路脇の植木に入っていった。

 通報を受けた市職員が現場を確認するとともに、町内の学校や公民館にも知らせた。

 市内では今回の目撃情報を含め、今月に入り宍道町や大庭町など計5件の通報があった。市はサルを見つけても刺激しないよう求めている。 (中村成美)